2014年07月27日

居眠り磐音 江戸双紙 第46巻

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Sorry, this content is japanese only.
This article is about the future developments of
japanese samurai novel "Inemuri Iwane" series.

第46巻 弓張ノ月です。
居眠り磐音 江戸双子シリーズの中でも一二を争う大転換点です。
史実の通り、佐野政言が江戸城内で刃傷におよび、結果田沼意知が死去。
田沼独裁政治が徐々に弱体化の気配を見せ、
磐音らの想いと食い違いながら時代が変わって行きます。
そして彼らの周囲にも変化の兆しがやってきます。
物語前半の緊張感と、後半の疎外感・空虚感は非常に印象的でした。
弥助や奈緒の先々が気がかりです。
今後の展開は全く想像もつきません。

※ちなみに、私は個人的に重富利次郎のことを「”り”じろう」と読んでいます。
 最初は単なる読み間違いでした。
 しかし読み進むうち、佐伯先生には申し訳ないのですが、
 主要人物の中で彼の名前だけアクセントの区切りが2箇所あって、
 リズムが悪いと感じるようになったからです。
 他はいわね、おん、りこ、きんべい、
 たっぺい、やすけ、など単純になっています。
 品川柳次郎と竹村武左衛門の名も同様に複数のアクセントを持っていますが、
 二人はしながわさんとたむらさんなので、気にならないのです。
(武左衛門が刀を捨てて、ぶざえもんどのになってからは
 どうも座りが良くありません)

第42巻 木槿ノ賦
 1783年(天明三年) 7月下旬〜 1783年(天明三年) 9月
第43巻 徒然ノ冬
 1783年(天明三年) 11月〜 1784年(天明四年) 1月11日
第44巻 湯島ノ罠
 1784年(天明四年) 2月〜 1784年(天明四年) 3月初旬
第45巻 空蝉ノ念
 1784年(天明四年) 3月半ば〜 1784年(天明四年) 3月23日
第46巻 弓張ノ月
 1783年(天明四年) 3月24日〜 1784年(天明四年) 初夏


1779年(安永八年)  徳川家治の世子・徳川家基 急死(2月)
1780年(安永九年)  大川氾濫 永大橋と新大橋 落橋(6月)
1781年(天明元年)  徳川家斉 家治の養子となり江戸城入城(5月)
1782年(天明二年)  小田原大地震(7月)深川大津波(8月)
1783年(天明三年)  天明の大飢饉・浅間山噴火(7月)・冷夏 
ーーーーーーーーーー-江戸大火(春先と年末)松平定信白河藩主就任
1784年(天明四年)  牧野成賢 大目付に(3月) 田沼意知 襲撃される(3月24日)
ーーーーーーーーーー-意知死去(3月26日) 公表(4月2日) 佐野政言切腹(4月3日)
1785年(天明五年)  -
1786年(天明六年)  徳川家治 死去(8月25日) 田沼意次 老中解任(8月27日)
ーーーーーーーーーー-江戸大洪水(7月)中川淳庵 死去(6月)
1787年(天明七年)  徳川家斉 将軍位に(4月) 米価高騰による江戸打壊し
ーーーーーーーーーー-新老中松平定信/倹約令を発する(寛政の改革の始まり)
1788年(天明八年)  田沼意次 死去(6月) 京都大火(1月) 尊号一件/大御所事件
1789年(天明九年/寛政元年)  棄捐令(札差の武家債権放棄・債務繰延べ)(9月)
1790年(寛政二年)  -
1791年(寛政三年)  尊号一件-群議
1792年(寛政四年)  雲仙普賢岳噴火/火山性地震-山体崩壊による津波
ーーーーーーーーーー-(島原大変肥後迷惑)

※月は旧暦と新暦の記載が混在していますので、実際にはひと月季節がずれている場合があります。

posted by 禅芝zenseava at 12:00| BD・DVD・本 | 更新情報をチェックする