2015年02月08日

世界の艦船を読んで Read the "Ship Of the World"

Sorry, this content is japanese only.
This article is the contents of the Japanese Ship Magagine "Ship Of the World".

WOTS201410.jpg

世界の艦船の記事で、気がついたことを書こうと思っていたのですが
いつのまにか数ヶ月たってしまいました。
なので追加の項目を加えて今回紹介します。
バックナンバーを持っておられる方は、ぜひ見てみてください。

世界の艦船 2014年10月号

同号特集のHMSクイーン・エリザベスの写真を良く眺めると、建造途中で
二転三転した、空母形式の迷いの残滓が残っているのがよくわかります。
艦首甲板先端の上辺角の丸みや、取って付けたようなスキージャンプ勾配は
わかりやすいですが、
甲板が左舷に拡幅する部分の上辺角も丸くなっていて
ここを外側にそのまま数メートル延長すると、アングルドデッキの
先端部になります。
若干角度も付いていますね(右舷側は丸くなっていません)。
残滓というか、可能性を残しているのかもしれません。
米国から電磁カタパルトを売ってもらえるかもしれませんから。
(電磁カタパルトでないとE-2Dのような早期警戒機は運用できませんし)
そうなると、フランスも再度発注をかけてくるかもしれませんね。

※追記:最近アルゼンチン空軍がロシアのSu-24戦闘爆撃機を配備するという
 ニュースが流れてきました。
 フォークランド諸島を領土に持つ英政府としては、気が気で無いしょう。
 あるいは、諸島防衛の為QE級の就役前倒しや、その後の改修を
 決断するかもしれません。
 なにせスキージャンプでは十分な装備をして発艦出来ませんし、
 滞空時間も短い。加えて早期警戒機も艦載できません。

ちなみに、このQE級の大きな特徴の一つでもある、2カ所に分かれたブリッジは
付属したエントツの配置にも大きな要因があるらしいです。
統合電気推進艦である当艦ではモーターでスクリューを動かすため、
機関室(タービン+発電機)をスクリューシャフト延長上に設置する必要が
有りません。
そのため当初は艦橋の直下、オーバーハング内にタービンを置こうという話も
あったらしく、まぁそれは無理があったので取りやめになったみたいですが、
ともかく機関の分散化/多重化には最適で、そのため機関と直結している
エントツを機関室から最短距離に設置出来るように、ブリッジを分けた
という話です。

船体の喫水線のすぐ上に、細い縦棒2本とその間にTAGという文字。
これはおそらくタグボートが押すポイントを示しているのだと思いますが
他の艦艇/船舶では見た事ありません。
まだ艤装前なので、進水後に港内を移動させるために表示されていると
考える事もできます。まだ装備が載っておらず運用時より軽く
浅く浮いていて若干不安定なはずですから。

126ページの中国海軍将来揚陸艦のCG画像は、右ページ韓国海軍揚陸艦
ドクト級の写真の上にCGを重ねたのですね。海や波が同じです。

世界の艦船 2015年2月号

128ページニュースフラッシュの記事に新パナマ運河ロックゲート到着の
写真があります。
このブログの2014年6月にトリマラン空母の記事に書いた
第三ロックの話ですね。
着々と工事が進んで最後のゲートが到着したという記事です。
ゲート幅は57.6mあるそうで、それだけでもう単体の船みたいな大きさですね。
2016年の開通が楽しみです。
※2014年11月号11ページに、練習艦かしまがパナマ運河を通行している写真が
 掲載されています。
 中央に現在使われているゲートが写っていますので、比較するとその大きさの
 違いがよくわかります。

posted by 禅芝zenseava at 12:00| ヤマトメカニックス Yamato Machanics | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする